栄華を極めた首里王朝の面影色濃く残す金城町。
幾重もの時代変遷を経ても尚むかしのままに、
杜に包まれた古都の光景を残し、
脈々と流れる王国の時を紡いでいます。
その佇まいはまさに王朝の奥座敷。
人目からも守られた崇高の地。
ティアレ首里金城町は町の真価を受け継ぎながらも
雅の造形新しく、その姿をみせます。
首里城は、琉球王国の国王とその家族が
居住する王城であるとともに、
政治や外交を担う首里王府の中枢として繁栄。
当時、首里城とその周辺地域では、
芸能や音楽が盛んに演じられ、
多くの美術・工芸の専門家が活躍するなど、
文化芸術の中心地としても栄華を誇っていました。
また、首里城周辺には歴史的建造物や史跡が点在し、
王都の繁栄を今に伝えています。
首里城の中心的な建物で、中国の宮廷建築と日本の建築様式を基に構築された琉球独特の意匠がみられます。正殿正面の唐破風(からはふう)の妻飾りには金龍や瑞雲、火焔宝珠などが色鮮やかに施され、装飾においても独自性の高いのものとなっています。
首里城の入口に建つ楼門で、中国の流れを汲む独特の装飾建築が特徴的。扁額の「守禮之邦」は「琉球は礼節を重んずる国」を意味しています。
15世紀はじめに造られた人工の池。中国からの使者・冊封使を歓待する船遊びが行われ、また庶民にも開かれた憩いの名勝とされていました。
王朝時代の首里は「三平等(ミヒラ)」と呼ばれる
3つの行政区域に分けられ、
金城町は「真和志之平等」に位置。
首里城築城とともに士族の屋敷町として栄え、
今も悠々と佇む赤瓦の古民家や石垣に
当時の様子を偲ばせています。
王朝とのゆかり深い「大アカギ」や「石畳道」も残す、
歴史文化の姿美しき町、金城町。
王都首里の真髄が脈々と息づいています。
16世紀、首里城と南部方面を結ぶ主要道路として造られた「真珠道」(まだみち)の一部。国王も使用した官道で、大小の琉球石灰岩が敷き詰められています。現在は戦火を免れた約300mの石畳がみられ、沿道には琉球建築独自の石垣も現存。沖縄県指定文化財、日本の道100選にも選ばれています。
大アカギの横にある拝所=御獄(ウタキ)。格式高い御獄で年に一度神が降りる場として祀られています。沖縄本島に伝わる「鬼餅伝説」発祥の地。
かつて首里城周辺には多くのアカギが自生していましたがほとんどが沖縄戦焼失。奇跡的に免れた樹齢200年以上のアカギの大木が時を刻み続けています。
情緒豊かな街並が続く首里城・金城町の界隈。代々続く泡盛の酒蔵や伝統工芸の老舗なども並び、日常から城下町らしい優美な雰囲気を愉しめます。
都心につながりながらも悠然と、広く遠くまで望む首里の高台。
昔ながらの森が深く根を張り、古都を守るように覆い、自然豊かな環境をたたえています。
その中に溶け込むように、のびやかに姿現す〈ティアレ首里金城町〉。
住まうあなたとともに新たな歴史が始まります。
古都の歴史を語り継ぐ石垣や大樹とともに、
風情漂わせる町並。
その中に佇むティアレ首里金城町もまた、
落ち着いた装いと風格をもって、
町との調和が図られています。
住まいの顔となるエントランスは品位を醸しながらも、
住まうご家族やゲストを心温かく迎える趣き。
住む喜びと誇りを静かに謳いあげています。
選ばれし12邸、終の棲家にふさわしい新邸宅です。
真に心豊かな暮らし見つめ、
一邸一邸のゆとりを極めた室内設計。
ゆったりと見渡す広いリビングは日々の寛ぎを深め、
ゲストを招くにも喜ばしい迎賓の表情をたたえています。
暮らしにインスピレーションを与えるデザインは
スタイリッシュに、そしてエレガントに。
自分らしく愉しみ、
人生を謳歌する新たな暮らしにどうぞご期待ください。
寛ぎのリビングは、
高い天井とハイサッシュでより豊かな開放感を演出。
広く開かれた窓辺は緑の潤いを取込み、
その葉陰から街並を見渡すという
眺めの愉しみをも満たしています。
借景美しいクリアな空間に目映い光と風を招き、
思い思いのひと時を過ごす日常―――――。
真の豊かさを知る人の心の贅がここにあります。
広い間口に加え、
最大奥行き4.5mを確保したアウトドアリビングは、
暮らしに新たな愉しみをもたらすプレミアムな場所。
静かな町の緑に守られた環境だからこそ叶う、
自分らしい過ごし方をご堪能いただけます。
夜のしじまに浸り心静かに過ごす。語らう。書に耽る。
目覚めのコーヒーはここで。時にはカフェテラスとして。
四季や時の移ろいが良き時を美しく演出してくれます。
※4.5mアウトドアリビング C1・D1・G
3.5mアウトドアリビング A1・E
2.2~2.5mアウトドアリビング A2・D2・F